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2010/12/21

Step by step

こんにちは!

FAPの三井です☆
前回のブログエントリーから何だかんだで日にちが経ってしまいました・・。

師走って、やっぱり時間が過ぎるのが早いな~。。なんて。

FAPはメンバーも徐々に増えてきて、嬉しい限り!!
そして子どもたちの中に、私たちFAPのメンバーが月2回来るんだ~っ!という
認識と共に、FAPの時間が良い意味で「習慣化」していっていると感じる。

毎回のMTGの中で意識的に考えるようにしていること。

「それは、一体誰のための行動か。」

FAPの活動の細部に至るまで、徹底してそれを考え抜く。
そうすることで本質的な活動の意義をしっかりと固めいくことが可能ではないだろうか。

FAPのメンバーの多くが4年生。
社会人になるまであと数カ月。だからこそFAPの活動の基盤をそれまでにつくりたい。

直近の目指すところは、日々の活動を施設の子どもたちにとって実りあるものにしてくこと
ただ、その先に目指すものはもっと壮大であるべきだと思う。

先日のMTGで話し合った内容。

母子生活支援施設の数は全国に272施設。
全国で4,056世帯、10,608人の方々が生活している。
(参考:全国社会福祉協議会)
そして母子家庭は日本中で120万世帯以上。
(参考:全母子協)

FAPは日本中のこのような家庭環境にいる子どもたちを対象とすることを目指していきたい。
すべての日本中の子どもたちが、どのような環境で育っても、
機会の制約に煩わされないように。

FAPでの活動は、
そのための新しい社会システムをつくるための一つのステップだ。

話は変わり、
「貧困とは何か」を考えたとき、
経済的に豊かであるとか、そうではないとかいった議論が上がってくるが、
そもそもの原因として、「社会的孤立」といった観点からも、議論がなされるべきだと思う。

日本の現代社会をみたとき、
日々の生活の中で個人がそれぞれの悩みを抱え込み、
他者に発信できていない場面が多くみられるのではないか。

その中でも、子どもたち、とりわけ両親が子育てに熱心ではない、
或いは、学校に行けず友人関係が希薄な子どもたちにとって、
自分の問題を他者に発信する機会を得ることは難しい。

このような状況は、「社会的孤立」の現象の一部と捉えられるのではないだろうか。

自分の抱える問題を他者に発信し、他者がそれに反応することは、
その個人が違う視座からその問題を見つめる契機となる。
そして個人がそれを受容することによって、
その人の中に新たな価値観が形成される礎となる。

そうすることで、内向きな思考から、外向きの思考になっていく。

「価値観の多様性は豊かな想像力を生む。」
私がアメリカ留学中、イノベーションはなぜ起こるかを考えたときにいきついた結論。

そして想像力を働かせることは、
自分の人生におけるイノベーション、つまり選択肢を広げるものではないか。

だからこそ、「社会的孤立」は是正されるべきであり、
「社会的包摂」が必要となってくる。

そうすることで、人とひととの繋がりが多様になる。

私は、その「社会的包摂」に必要なものは、
資本主義的な市場経済に由来するものではなく、
「協働」という現代社会において見過ごされがちなものであると思う。

だからこそ、FAPの活動は、まさに大学生、施設の職員の方々、NPOスタッフの方々、
親御さん、そして政府といった組織との協働によって、
貧困といわれる状況にいる子どもたちを「社会に包摂する仕組み」をつくっていきたい。

そうすることで、
子どもたち一人一人が、Happyになってくれればと思う。

FAPは、だからこそ活動をしている。

The only thing we do for is making children happy.

(今回は気付いたら、哲学的なブログエントリーになってしまいましたw)

次回は塚本くんのリクエストにお答えして、
今後のFAPの具体的な学習プランをざっくりご説明できればと思っております~!

それでは少し早いですが、
Merry Christmas to you !!!

三井

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