FAP塚本です!
今日は、先日発表された2009年の「学習到達度実施調査(PISA)」の実施結果について調べてみました。
PISAとはOECD(先進諸国)が各国の15歳を対象に読解力、数学的応用力、科学的応用力について調査したもので、2000年から3年に1回行われています。
過去にはトップクラスの学力を誇っていた日本ですが、2003年、2006年の結果では著しく順位が下がり、当時行われていたゆとり教育の見直しに繋がりました。
今回はある程度、順位が改善されたと報道されています。
そんな中、私が興味を持った記事を紹介します。
日本の15歳「社会生活に支障可能性」10%超(読売新聞)
記事によると、全体の1割の生徒が、「社会生活に支障を来す可能性がある」という成績下位層に属する結果となったそうです。OECDの平均は19%なので、決して低い水準というわけではないですが、
今回の調査でトップクラスだった韓国やフィンランドでは、おおむね5%程度となっています。
私は、学力が全てではないと思うし、国際順位という相対的な結果に気をとられすぎてはいけないと思います。
しかし、子どもの1割が「社会生活に支障を来たす可能性がある」と言われている国で、我々のやるべきことはたくさんあると思います。
まずは知ること!このブログを通じて、教育や福祉について皆様と一緒に学んでいけたらと思います。
次回訪問は18日です!
それでは!
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