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2010/12/08

The essential value

こんばんは!
三井です☆

今日は先週木曜日に行われた、臨床心理士の方から受けたレクチャーの内容を
皆様にご紹介できればと思います!

このレクチャーの目的は日頃子どもたちと接している中で、
「相手が何を感じ、何を考えているか」
ちょっとした手がかり(しぐさとか、言葉づかいとか)から知ることができないかな~
っと思っていた私にとっては非常に貴重な内容でした!
カウンセリングって何?
臨床心理って何?というところからまず入ったのですが、
ここで学んだことのひとつめ、
まずカウンセリングに大切なこと。
「それは相手の鏡になることです。」との先生のお言葉。

カウンセリングの真の目的は
患者さんにその人の状況を気付かせ、自発的に治していくことを促す作業。
だから、他から強制するではなく、あくまでも「自発的」ということを目的とすると、
相手に対して初めから「君はこういうものだ」と教えるのではなく、
その人が「鏡を見て、自分でネクタイを直す」くらいの感覚が重要とのこと。

そのための具体的なカウンセリングの手法としては
1.受容 
2.共感
3.自己一致
ということを、カウンセリングを実施する側(カウンセラー)が念頭に置くことが
大切だとのことです。

ここで受容というのは、
相手(患者さん)をありのまま受け入れる。(存在を認める)
共感とは、
巻き込まれずに、相手の感情を経験すること。(泣いてる人と一緒に泣いてあげるとかではなく、あくまでも巻き込まれずに、独立した状態を保ちつつだそうです・・・)
自己一致とは
自ら(カウンセリングする側)の感情をありのままに受け入れる。つまりカウンセラー自身が自分に正直であること、素直であることが大切だそうです。

そうすることが、カウンセリングをしていく上での重要なステップになることのことです。
個人的にこの内容、かなりなるほどな感じでした。。
最初の二つ、受容と共感っていうのは何となくわかりそうなものですが、
最後の自己一致とは、ちょっと驚きでした。
カウンセリングしている側も、人間ですから、感情はもちろんあると。
だからこそ、今自分(カウンセリングする側)が一体どういう状態なのか把握すること、
つまり「今イライラしているのは、相手なのか、自分なのか」
という違いを認識することが大切なのだそうです。

この部分、日頃の日常生活でも活用できそうな感じですよね~。
常に第三者の視点を持ちつつ、一歩引いたところから
「あ、自分こういう風に感じてるな~」みたいな気持をもつことが大切みたいです。

個人的にFAPの活動で、このカウンセリングの技法、すごく使えるな~と。

FAPの本来の目的が「貧困の連鎖の打開」であり、
それが子どもたちの自発性に依拠するものであるのだとすれば、
このカウンセリング式アプローチって、すごく私たちに必要なものではないかなと。。

先生もレクチャーの中でおっしゃっていましたが、
(対人援助の基本原則の一番目は)「何に価値を置くか」。まずその行動の目的、
理念となる部分が重要とのこと。

FAPの活動でも、
FAPの活動理念は何かを今一度改めて念頭に置きつつ、
日々の訪問を行っていきたいなと。。

あくまで子どもたち主体で。
ありのままの彼ら、彼女たちを受け入れていきたいな~と。

そんなことを考えさせられたレクチャーでした!!

とりとめもないエントリーでしたが、
次回訪問は18日です☆笑

次のブログエントリーでは今週金曜日にある「自習が不得意な子ども向け教授法講座」
なるもののご紹介等々できればと思っております☆

それでは
Have a good night !!!

三井

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