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2011/01/04

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます 松永です。今年もFAPをよろしくお願いします。


ということで、新年明けまして1回目なのでキラッと光る抱負などを書きたいのですが、去年を引きずりながらのスタートにしようかと思います。というのも、去年から紹介しようと思っていたものがあるのでそちらを紹介させていただこうかと思います。


私は課外授業で12月20日に行われた東大でのシンポジュウム第2回「大学教育と産業社会の関係について考える」へ参加していました。第1回のシンポジュウムでも熱い討議が行われ、私にとってもとても学びの多い課外授業になりました。その模様は朝日新聞の2010年11月29日朝刊33ページに掲載されたそうなので興味のある方はご覧になってください。


何人かの著名な方々のご講演の中から、FAPに関係のある千葉大学の広井良典様の内容を取り上げさせていただきます。

「人生前半の社会保障」と若者政策
労働力調査によると、高齢者よりも若者の方が失業率が高いというのです!けれども考えてみると、日本の社会保障においては高齢者関係の比重が特に大きく、子ども関係への給付はまだまだ小さな割合です。広井様は「人生前半の社会保障」の重要性を主張されていました。

若い世代の彼らが日本を支えられるように、サポートするのも国の役割ではないでしょうか?

また、所得格差が除々に拡大し、個人が生まれた時点で「共通のスタートライン」に立てるという状況が保障されていないということもおしゃっておられました。FAPが力となる部分ですね!人生の前半での『教育』という保障は人を育てる上で重要な保障ですよね。


以前にブログで紹介され、皆様もご存知のようにフィンランドの教育は世界でも注目されています。大学の学費が、無料ということに加え、大学生に対して月額で「勉学手当」が支給されているそうです!!羨ましい・・・ それだけ税金が高いということなんですけどね・・・


今の時代においてどのように大学生の就職活動を改善するか
広井様がおっしゃるように、大学と企業・社会人の行き来が必要ではないのでしょうか。FAPでは子ども達に職業のことを考えてもらうような活動を行っています。キャリア教育の重要性は小学校、中学校でも叫ばれています。けれども、学校の総合的な学習の時間のみで十分なキャリア教育を行う事は出来ません。FAPの出番ですね!

様々な年齢の人と関わるということだけとっても、小中学生にとっては有意義な体験あることと考え、彼らにとって「楽しい」「面白い」「またやりたい」という体験であって欲しいと願っています。


「モチベーション3.0」論
アメリカの研究者ダニエル・ピンクの議論が紹介されました。

モチベーション1.0→生存のために働く
モチベーション2.0→経済的利益拡大のために働く
モチベーション3.0→「楽しいから」「面白いから」「好きだから」といった動機づけの比重の増大

これは日本の歴史と同じようなステップですよね。今現在の学生はモチベーション3.0で考えています。モチベーション3.0の考え方も大切ですが、働く目的の原点は1.0ですよね。私は1.0を忘れずに生きて生きたいと考えています。


結論として、FAPにおいて人生前半の社会保障である教育のほんの一部分でもいいから、子ども一人一人に合ったことを補ってあげたいという事にまとまりました。

あっ、去年の話題を引きずっていた私ですが、ちゃっかり上手く抱負も示す事ができてよかったです。お後がよろしいようで。(笑)

これにて失礼いたしました。

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