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2011/09/25

近況報告~今年度FAPのこれまでとこれから~

はじめまして!
今年度、[ガクボラ]Family Assistant Projectのリーダーを務めております、池上と申します。
まずは、blogの更新がかなり御無沙汰になってしまったことをお詫びさせてください。
今年度メンバーに引き継いで以降、blogの更新が止まってしまっておりました・・・
今後は、活動報告を中心にどんどん更新して参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします!☆

本エントリーでは、今年度における当団体の活動と、先日9/24に訪問しました施設での活動についてご報告いたします。

**********

Family Assistant Project(通称FAP)では、昨年度に引き続き、母子生活支援施設の子どもたちを対象とした学習支援活動を行っております。
(母子生活支援施設については過去のエントリー、また
全国母子生活支援施設協議会HP http://zenbokyou.jp/boshi/index.html
をご覧ください。)


実は本年度、FAPにとって大きな変化がありました。
なんと・・・昨年から引き続き伺っている一施設のほか、新しく二施設が加わりました!
そのため現在、合計三施設を拠点に活動させていただいております。
いずれの施設もアットホームな雰囲気で、個性豊かな子どもたちに囲まれて楽しく活動していますが、施設ごとに特色があったりもします。
・・・そのあたりは、各施設で活躍してくれているメンバーの更新にご期待ください☆


FAPで接する子どもたちは、一見元気いっぱいの小学生・中学生ばかりですが、現在進行形で、複雑な家庭環境や経済的困窮に直面している子ばかりです。
私たちは、そういった子どもたちの精神面をもケアしながら、
・学習を通して、自分の可能性を見つけ、自らそれを伸ばしていけるように
・ひいては、自ら「貧困の連鎖」を断ち切る力を身につけられるように
といったことを目標に、日々活動しております。

**********

さて、次は私が伺っております、拠点施設1での活動についてご紹介いたします☆

拠点施設1はFAPの創立当初から伺っている施設で、子どもたちとの付き合いも長いです。
こちらの施設の子どもたちの特徴は、とにかく元気いっぱい!!
対象としている年齢層も広く(小学校低学年~中学生)、時に子どもたちの元気っぷりに圧倒されることもありながら(笑)、継続して訪問を続けてきました。

まず今年度の課題は、「いかにして子どもたちの集中力を保つか」ということ。
特に低学年の子にとって、勉強するしないに限らずとも、長時間続けて机に座っていることは、なかなか難しいです。
(同年代の自分を思い返せば、そりゃあそうだよなぁとも思ってしまいます^^;)
そこで今年度は、一回の学習タイムを
・勉強の時間
・遊び要素の高い学習の時間
・グループ学習の時間
と3つのセクションに分け、子どもたちの興味を長く引きつけられるようなコンテンツを考え、実行してきました。

勉強の時間では、昨年から引き続き使用している算数の教材をメインに、子ども一人ひとりに合わせた学習指導を。
冒頭で、集中力を発揮するために百マス計算を導入したりもしました。
遊びを絡めた学習では、国旗かるた・英語かるたを独自に作り(作成を担当してくれたお二人、本当に有り難う♪)、ゲーム感覚で世界の国々や英単語に触れる。
これが子どもたちに大人気で、みんな無意識のうちにどんどん知識を吸収していってくれました☆
グループ学習の時間には、音読学習やディスカッション、立体クイズ等を行ってきました。

昨年度からの継続した活動の成果か、子どもたちの様子や意識にも変化が見られてきました。
例えば、学校を休みがちで、なかなか授業についていけていなかった子が、勉強に対して危機感を持つようになり、テストで合格点を取れるようになったり。
例えば、「せっかく学校が休みの日に、なんで勉強しなきゃいけないの!?」と、私たちと一緒に勉強するのを頑なに拒んでいた子が、自ら学習に取り組めるようになったり。
他にも、小さな変化から大きな変化まで、ここには書ききれない程です。(感涙)
こういった状況を受け、現在は所謂勉強中心のスタンスへと変化してきました。

そんな拠点施設1に、昨日9/24(土)に訪問して参りました!
FAP側は学生メンバー3名、昨年度メンバーの社会人メンバーの先輩1名の計4名で訪問、途中で事務局の西山さんも駆けつけてくださいました。
参加してくれた子どもは3名。1名は連休中であることもあり、お出掛けしていて欠席です。
前回の訪問が、こちらのメンバー不足によりお休みとさせていただいたこともあってか、前半は話したいこといっぱい、一緒に遊びたいこといっぱいで子どもたちはなかなか落ち着かない様子。
しかし後半は、皆めいめいの教材に集中して取り組むことができました☆

学習タイムに続くおやつ休憩の後は、子どもたちが作成途中だったお寿司の工作に加わりました。
本物さながらの豪華なネタたちを前に、お寿司が食べたくて仕方なくなってしまったのは私だけでしょうか(笑)

終了後は施設の職員の方とのミーティング。
施設にいる子どもたちの近況や、家庭の状況などについて伺うことが出来ました。
やはり、施設の性質上、家庭環境に問題を抱え、日常生活にも何らかの影響が出てしまっている子が少なくないのが事実。
私たちが家庭の問題にまでアクセスすることは、なかなか難しいです。
けれど、せめて困難と闘っている子どもたちの精神的拠りどころとなる、ちょっと年の離れた(気持ちはまだまだ若いです!笑)お兄さん・お姉さん的存在になれるといいな、と思っています。

また、昨日は他プロジェクトのメンバーにお招きいただき、合同ミーティングを行いました!
今後のFAPの学習支援のありかたについて、たくさんのご意見やご提案をいただきました。
ほぼ初対面の方が多く、私は緊張してしまいましたが(汗)、熱意あふれるメンバーと意見を交換でき、有意義な話し合いとなりました。
メンバーのみなさま、有り難うございました!m(__)m
今後の活動について決まったこともあるのですが、詳しくは今後のエントリーで・・・☆

**********

最後に。

FAPは現在、一緒に活動してくれるメンバーを大・大・大募集しています!!
近日説明会を開催予定ですが、それまで待てない、FAPに興味が湧いてきて仕方がない、というあなた!
以下のフォームから、どうぞお申込みをお願いいたします。
ご質問等ございましたら、お気軽にコメント欄へどうぞ♪
一人でも多くの仲間が増えることを、メンバー一同楽しみにお待ちしております!^^


■お申込み方法■
お申込みは、以下のURLからお願い致します。
[ガクボラ]Family Assistant Project

**********

気候は急に冷え込み、体調を崩しやすい季節となりました。
皆様、どうぞお身体ご自愛くださいませ。

ではこれにて、失礼いたします!

2011/03/16

Back to normal

おはようございます。

FAPの三井です。

3月11日(金)に発生しました、東北地方太平洋沖地震にて被害を受けられた地域の
皆様に、謹んでお見舞い申しあげますと共に、一日も早い復旧を心よりお祈り申しあげます。

この様な事態だからこそ、私たちが元気に、いつも通り活動していかなければいけないと
個人的には思っています。

下記にyoutubeで上がっていたひとつのクリップをご紹介したく、このエントリーを書きました。
http://www.youtube.com/watch?v=2zeroCZSrjo
タイトル「じいさん『また再建しましょう』」

何時間かぶりに瓦礫の下から救出されたおじいさんは、
「また再建しましょう」とおっしゃった。

私はFAPを始めた当初、社会貢献したいとか、誰かのためになりたいとか、
そんなことを思って活動を始めました。
だけど、そんなことは理想であって、現実は日々施設の子どもたちから学ぶことばかり。
むしろ沢山の視点と、考える素材を与えてもらっている。

今回の震災もそうで、被災者の方々のこうした前向きな姿勢には感銘と勇気を受けると同時に
「何かしてあげたい」とか「これから大丈夫かな」なんて思っている自分の考えが洗われるような
気がした。

FAPでも学んできたように、
こういう時だからこそ、「今目の前の問題をどうやったら解決できるか」
それに対し一生懸命チャレンジしていけばいいんだと思う。

FAPで掲げている目標もすごく大きなものだと感じているけれども、
小さなアクションを起こさなければ何も起きないし、そういったことを継続していくことが大切なのかなと思う。

今回の震災でも、一人ひとりがポジティブマインドを持って、いつも通り希望を持って
行動することが大切なのではないかと思いました。

3月26日は今年度最後の訪問。
子どもたちの元気な顔を見るのが楽しみです。

それでは!

'Love the moment. Flowers grow out of dark moments. Therefore, each moment is vital. It affects the whole. Life is a succession of such moments and to live each, is to succeed'. by Corita Kent

2011/03/08

日々変化

こんにちは、松永です。

先日3月5日の訪問について報告させてもらいたいと思います。

時間割はこんな感じでした。

1、算数→レベル別に個別指導
2、言葉遊び→ことわざかるた
3、実験→スライム作り

今回は何が起こったのか、子どもたちがとても積極的で算数の時間はみんなの集中力にメンバー全員驚かされました!

言葉遊びでは今回はことわざかるたを行いました。子どもたちは競争心むき出しで競り合っていましたよ! 



その後はみんなお楽しみのスライム作り(^^)かるたの時から「早く終わらせてスライム作りがしたい」とぼそっと言っていた子どもたち・・・

まずはスライムの色を決めます。水に絵の具を溶かし、洗濯のり、ホウ砂の順に加えます。
子どもが一人でも作れるくらい簡単でした。





みんな絵の具で工夫を凝らして自分の好きな色を作り、キャキャキャキャ楽しんでいました(^^)

女の子はマーブルにしたりと美的センスを光らせていました☆



今回は晴れていましたが、スライム作りで時間が押したため鬼ごっこはなしになりました。筋肉痛だった私としては少しほっとしてたりして・・・



算数の個別指導が本格的になってきたり、楽学(楽しみながら学ぶ)効果で子どもたちが積極的に参加してくれたりといい風が吹いています。
そして次回の訪問は、今年度最後の活動です。大学4年生のメンバーは一旦活動から離れることになります。寂しいですが仕方がないですね・・・

次回もがんばりましょう☆

2011/02/22

訪問日はいつも晴れ

こんばんは、月曜担当の松永です。火曜日にお邪魔しております。

先週の土曜日、施設を訪問して来ました。

今回はメンバーが増え、7人での訪問でした。メンバーが増えることにより、

☆学習サポートの充実
☆子ども達への刺激
☆FAPへの刺激
☆学習コンテンツでの新しいアイディア含め、ミーティングの充実

と様々な点で充実していたと思います。
参加していただいた新しいメンバーの方々ありがとうございました!


今回の時間割は
①算数→子どものレベルに合った計算問題
休憩
②ことば学習→マインドマップを利用した学習内容
③職業図鑑→プレゼンソフトでのCAと看護師についての説明
おやつ
外遊び→ドロケイ

タイトルにあるように訪問日はいつも晴れなんです!!なので、外遊びでは毎回思いっきり鬼ごっこや、ドロケイで走ります!!今回も約1時間ほどでしたでしょうか・・・ よく走ったな~


算数では、マンツーマン体制がとれ集中して学習が出来ました。
ことば学習では、ちょっと休み時間を挟んだ関係で集中力が切れてしまい、こちらが期待していたようにはいきませんでした。次回の課題ですね。
職業図鑑では、パソコンの登場にみんな興味深々。パソコンの力って大きいですね。


次回の訪問日は3月になります。終業式前でも子ども達はなんとなく、そわそわしているでしょうか?楽しみです(^^)

2011/01/26

A tipping point

こんにちは!
三井です!

昨日は風邪をこじらせ寝込んでいたため、ブログの更新が遅れてしまいました~。。汗
今日は長時間睡眠+自然治癒力でなんとか回復しました☆w

最近風邪やらインフルやらそこら中で流行っている模様・・・。
どうか皆様もお体にはお気をつけて下さいね!!

松永さんも書いて下さいましたが、先日22日は施設への訪問日でした!

最近はすっかり子どもたちもFAPに慣れてきてくれている様子。
22日訪問では、昨年度からガラっと心機一転で、新しい学習コンテンツを始めました。
当日の時間割を以下に・・・

13:00~13:40 計算学習
休憩
13:45~14:25 ことば学習
休憩
14:30~    グループ学習

とこんな感じで大きく3つの学習を取り入れました。
まだ試験的に始めたばかりなので、今後どうなるかは乞うご期待ですが・・!
子どもたちはどれも楽しそうに行っていましたよ☆

特に、マインドマップを使ったことば学習や、グループ学習は普段の漢字や計算問題では見られない子どもの特性や様子が見ることができ、改めてこの学習の長期的効果を見るのが楽しみです☆

私たちの学習支援の特徴は、ただ学校での教科学習を教えるのではなく、「こどもたちの頑張る力を習慣化させる」学習コンテンツを提供していくことだと思います。
特に、母子家庭支援施設のような環境で育つ子どもたちのための学習コンテンツを開発していきたい。
そのためには、もっともっとFAPに多くの方々が関わり、そこから多様なアイディアを頂ければと思っております。

FAPはまだまだメンバーを随時募集しております☆
何かやりたいけど、アクションを起こすのをためらっている方、社会に問題意識があるが、どう動いていよいかわからない方、教育に興味があるが、実力を試す場がないな~と思っている方、子どもの貧困を解決したい!という方々、FAPで一緒に活動しませんか?!

それでは!

2011/01/24

Background

こんにちは、松永です。

FAPは土曜日に施設訪問を行ってきました。
今回の訪問では、施設の職員の方からいろいろとお話を聞く機会があり、収穫が大きかったです。
施設の方から見た子ども達の様子や、普段の学童での活動について、そしてお母さん方について様々なお話を聞きました。

訪問すると、たまたま小さい子を連れたお母さん方に遭遇することもあります。子どもをだっこした姿を見ていると暖かい気持ちにさせてくれます。


FAPでは1月30日に「子どもの学習支援の効果を上げるために、母子生活支援施設にいる母親の背景と現状を知る」という視点から婦人相談員の方かお話を聞く勉強会を行います。

事前に、『母子福祉部会紀要~東京都の母子生活支援施設に期待すること~』というものを読みました。入居者の中は入居の理由として、1位住宅困窮 2位夫からの暴力 3位経済的な問題がきます。

私は勝手に、若いお母さん方が多いのかと思っていましたが、意外にも36~40歳お母さん方が多いようです。母子家庭になった理由では離婚、未婚が多いようです。

この報告書では、就業支援が盛んに行われているため「母子生活支援施設は、児童福祉施設でありながら、母親への支援が多く求められている現状がうかがえる」と書いてありました。

私の友達2人はこないだ赤ちゃんを産んだんです(^^) 先週、1人の友達とその赤ちゃんに会ってきました。生後4ヶ月何ですが、もうずーっと子どもをだっこしていないと泣いてしまい、夕飯の支度中は私がだっこしていました。(すっごくかわいいんですよ☆)友達は職を持っており、今は産休をとっている状態です。

もし、自分が母子家庭になり、2,3歳の子どもがいたら・・・ と考えると一人ではきっと生きていけないでしょう。

報告書では、入所前居所のデーターを見るとアパート・マンション65人、実家が14人という結果です。森田明美さんの「母子生活支援を考える」という物も読んだんですが、生活保護を受けている方は周囲から孤立し、自分の親を精神的な頼りにすらできていない状況にあるようです。

森田さんの報告には他国との比較も載っています。韓国は家族からのバックアップが強いらしいです。

私も、FAPが訪問している施設のお母さん方の家族との関係はどうなっているのだろうと疑問に思っていました。
日本では、現代社会問題として「孤立」があげられると思います。高齢者の一人暮らし、核家族、結婚をせずに一人で生きていくと決めた人etc それぞれ、長所もありますが、短所もあります。


私は、FAPが施設のお母さん方の子どもに対する「教育」という部分を担当し、サポートしていきたいと強く考えています。そのために、お母さん方の背景を30日は勉強してきたいと思います!

2011/01/19

Passion

こんばんは!
日付が変わり、1月19日ですね☆
今月もあと10日余りかと思うと、なんだか恐ろしいほど早い。。

今日は最近思った取り留めのないことをざっくり書いてみようかと思います。

最近本屋でやたら目にとめてしまうのが、教育コーナー。
正直、これまでカラッキシ教育系には無頓着だった。
大学一年生のときアルバイトで塾講師をしようと思ったが、なぜか不採用となり
それ以来、あー教師とか、教育とか、そういうのって、きっと向いてないんだな~なんて思っていました。

しかし、FAPを始めてから、なんだかこの分野非常に奥が深いし、面白いじゃん!と感じるようになりました。

特に、私自身に知識がないので、毎回のMTGでメンバーの方から「子どもたちへの教え方、子どもたちの学び方」のノウハウを聞ける瞬間は、いつもそれこそ目からうろこです。

先日のMTGでは、「フィンランドメソッド」のことが話に上がった。
(詳しくは、塚本君の「フィンランドメソッド」の投稿をご覧ください。)
例えば、フィンランドの学校では、子どもたちに論理力を付けさせるために、「どうして?」と先生が生徒たちの発言の後に聞き返す。

これはごくごく単純に見えるけれど、かなり子どもたちの今後を左右する?!くらいの力を持っていると思う。

日本の受験勉強とかを見ていると、「どうしてそうなるか?」と問われる問題より、やはり、「A、B、Cのうちどれか?」という選択式の問題が多くあるような気がする。私自身も、中学受験・大学受験を経験した身であるが、ひたすら問題集を丸暗記していた気ような・・・。

日本人が論理力が弱い、とは言わないが、この「常に理由を付けるくせ」をすることによって、
論理力もそうだが、「自分自身に責任をもつ」とか「自ら動く」といった点においても、非常にアドバンテージになるような気がする。

というのも、自分の意見に自分で根拠を付けることで、ある意味逃げ場がなくなるからだ。

例えば、「チョコレートのアイスクリームを買った。だけどやっぱりイチゴ味のシェイクの方がよかった。」という場面があったとすると、このフィンランドメソッドの場合、アイスクリームを買う時点で、「なんで自分はアイスなのか」をまず自問自答する。そうすると、「暑いから」とか、「安いから」とか色々な理由が挙がる。次に味の問題になったときに、「イチゴは昨日食べたから今日はチョコレートだ」と考えてから選択する。すると、実際にチョコレートアイスを最終的に手にとって食べるときに、「自分で考えて選んだのだから」と自己責任の感覚が生まれる。
これがもし、母親が「○○くんはチョコレートのアイスが好きだから、それにしなさい」と言って、チョコレートのアイスを買った子どもだとどうだろう?きっと、「だってお母さんがそうしなさいって言ったから」と、母親のせいに出来てしまうだろう。

ということで、この論理付け、自己責任感覚の醸成に一役買うのではないだろうか。

また、常に理由付けをさせることで、毎回自問自答することになる。
これは結局、自分の進みたい方向を自ら見つけていく作業になるのではないだろうか。

例えば、就職活動と同じ、「~という業界に行きたい」「なぜか?」「~という会社に行きたい」「なぜか?」とどんどん自問自答していくと、嫌でも自分について掘り下げていかなければならない。
そうすると、「あ、実はこういう方が好きなのかな」とか「こっちの業界でもできそうかも」といった、一歩先の思考が出来るようになる。そうすると自分から次のアクションへ繋げる契機として機能する。

ということで、理由付けをすることで、「自分から動く」ことにも一役買うのではないだろうか。

ここで何が言いたいのかというと、
私たちFAPの学習支援におけるビジョンは
「子どもたち自らが貧困の連鎖を断ち切れるような学習支援」であった。
とするならば、このフィンランドメソッドを活用することで、子どもたちの「自己責任感覚」そして「自ら動く」を体現できるのであれば、この学習コンテンツはFAPの理念を達成させてくれ得る力をもつのではないだろうか。

あと、もうひとつ。
最近見つけた本に、「日本の母親は一日平均45分子どもと会話するが、フィンランドの母親は一日平均3時間会話する」という統計データがあるそうだ。

このデータをどう読むかは皆さんにお任せするとして、
二つの国の他の統計データ、例えばフィンランドの子どもの学力と日本の子どもの学力といったものを比較したときに、何か見えてくるものがあるのではないだろうか。

ということは、やはりFAPの活動の特徴のひとつである
「母親支援を含めた包括的な学習支援」の意義が見えてくるのではないだろうか。
それでは、今日はこのへんで。
おやすみなさい!

三井

2011/01/18

道を示してくれる人

こんばんは、月曜担当の松永が火曜日に出現です。
遅れてしまいすみません。

先週の金曜日、FAPはミーティングを行ないました。

そこでは母子生活支援施設での学習支援に使用する教材についてや、学習計画、通信簿、PRについて話し合いました。

1月22日私達は施設へ訪問する予定なのですが、そこで子ども達1人ひとりに目標を立ててもらい、評価シートのようなものを新たに始める予定です。

子ども達はどのような目標を立てるのでしょうか?

私は小学校で学習補助のボランティアに入らせて頂いているのですが、金曜日に丁度1年生のクラスでは1月の目標を決めていました。
例えば・・・

☆字がきれいに書けるようになる

☆逆上がりが出来るようになる

☆漢字が得意になる

☆サッカーがうまくなりたい

このような目標を立てている児童の中に時々、
☆逆上がりが出来るように毎日練習する

☆字がきれいになるように丁寧に書く

と目標を具体的にどのようにして達成できるようになるかを書いている児童がいました。

そうなんです。一年生にはまだどうやったら達成できるかを1人で考えられる子が少ないようです。
一年生の担任の先生が児童に投げかけていたのですが、

例えば、
①サッカーが上手くなりたい

↓じゃあどうする?

②練習する

↓どうやって練習する?

③毎日練習する

↓ドリブル練習?シュート練習?

④毎日リフティングを20回する

と言うように児童の考えを上手く掘り下げていくことが必要です。


ミ-ティングでもこのようなアプローチが必要だと言う話が出ました。
こうなりたい!あーしたい!こうしたい!という思いがあってもそこにたどり着く方法を見出さなければなりません。

大人は子どもにとってよきアドバイザーでいるべきだと私は思います。


先日山崎晃資さんの著書である『発達障害と子どもたち アスペルガー症候群、自閉症、そしてボーダーラインチャイルド』という本を読みました。

本の感想としてはいろいろあるのですが、親の役割や、それぞれの症状がわかりやすく具体的に書いてありました。全く症状がわからない人にとってはとてもいい本だと思いました。

そこに、最近の小学校入学前の健康診断では保護者が子どもの脱ぎ着を手伝うこと、お医者さんに行っても子どもでなく保護者が症状を話すことが書いてありました。

私もボランティアで、児童が大変そうだとついつい手伝ってしまいますが、時には見守ってあげることも大切だよなと思います。

「可愛い子には旅をさせろ」とも言いますしね。

子どもを見守りながら、時には「こうしたらどう?」 というアドバイスを与えるだけの接し方も大切ですね。頭に入れておきたと思います。

2011/01/14

今日はMTG

こんにちは、塚本です!

今日はこれからFAPの会議です。


私は学習コンテンツ担当という事で、今年から始めようと思っている新たな支援法についてプレゼンする予定です。

以前ご紹介した、フィンランド・メソッド等を参考に、「論理力」「実行力」「リーダーシップ」「マネジメント力」などなどを大学生&小中学生で共に身につけていこうという企画を考えています。

もしうまくいったら「貧困の連鎖を断ち切る」というFAPテーマの実現に近づくのではないかと考えています。

内容が固まったら、またブログ上でご紹介したいと思っています!

それでは、いってきます~

2011/01/10

PR活動

こんにちは、月曜日担当の松永です。

1月10日成人の日、成人の皆さんおめでとうございます。一つ大きなラインを超えましたね。輝いていきましょう☆

蛇足ですが、1月10日は110番の日でもあるそうです。


さて、今私達FAPはそれぞれの役割に分かれ活動しています。私はPR担当です。

PR活動で予定しているのは、
*新作ポスター作り
*SNS、メーリスでのPR
*説明会
などがあります。

今、練っているのはポスターのキャッチコピーです。キャッチコピーって難しいですよね。

「短く、一言で相手を惹きつける言葉」 「続きを読みたくなる言葉」 「頭から離れない言葉」

難しいなー

こうゆう、アイディアを生み出すような仕事はいくらやる気があっても、出ないときは出ませんよねー。 だから、同じように課題などを提出しなければいけないような芸術系の専門学校や、大学の方は本当にすごいなーと思います。


ポスターが公共の場所で皆様にお披露目されるのは2月中旬を予定しております。ぜひ、立ち止まって見てやって下さい。

2011/01/05

Books to read !

明けましておめでとうございます!
FAPの三井です☆

今日は私が年末年始にかけて読んだ本をご紹介します!
1.社会を変えるを仕事にする - 駒崎弘樹著
2.子どもの貧困 -阿部彩著
3.One Day All Children ‐ Wendy Kopp著
の三冊です~!
3番目は現在進行中ですが。。

FAP絡みで何か読みたいな~と思っていたことろ
メンバーの方々からご紹介頂き、遅ればせながら読んでみました~!

とくに阿部彩さんの「子どもの貧困」はまさにFAPの活動の必要性を
改めて感じさせてくれる良書なので、皆様も是非是非読んでみて下さいね☆

新しい年が始まって、FAPの活動内容もどんどん濃くなってきました~!

14日に新年MTGがあるので、そちらを覗いてみたい方、
1月訪問から参加されたい方、いつでもご連絡下さいね~!

[ガクボラ]Family Assistant Project
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では!

2011/01/04

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます 松永です。今年もFAPをよろしくお願いします。


ということで、新年明けまして1回目なのでキラッと光る抱負などを書きたいのですが、去年を引きずりながらのスタートにしようかと思います。というのも、去年から紹介しようと思っていたものがあるのでそちらを紹介させていただこうかと思います。


私は課外授業で12月20日に行われた東大でのシンポジュウム第2回「大学教育と産業社会の関係について考える」へ参加していました。第1回のシンポジュウムでも熱い討議が行われ、私にとってもとても学びの多い課外授業になりました。その模様は朝日新聞の2010年11月29日朝刊33ページに掲載されたそうなので興味のある方はご覧になってください。


何人かの著名な方々のご講演の中から、FAPに関係のある千葉大学の広井良典様の内容を取り上げさせていただきます。

「人生前半の社会保障」と若者政策
労働力調査によると、高齢者よりも若者の方が失業率が高いというのです!けれども考えてみると、日本の社会保障においては高齢者関係の比重が特に大きく、子ども関係への給付はまだまだ小さな割合です。広井様は「人生前半の社会保障」の重要性を主張されていました。

若い世代の彼らが日本を支えられるように、サポートするのも国の役割ではないでしょうか?

また、所得格差が除々に拡大し、個人が生まれた時点で「共通のスタートライン」に立てるという状況が保障されていないということもおしゃっておられました。FAPが力となる部分ですね!人生の前半での『教育』という保障は人を育てる上で重要な保障ですよね。


以前にブログで紹介され、皆様もご存知のようにフィンランドの教育は世界でも注目されています。大学の学費が、無料ということに加え、大学生に対して月額で「勉学手当」が支給されているそうです!!羨ましい・・・ それだけ税金が高いということなんですけどね・・・


今の時代においてどのように大学生の就職活動を改善するか
広井様がおっしゃるように、大学と企業・社会人の行き来が必要ではないのでしょうか。FAPでは子ども達に職業のことを考えてもらうような活動を行っています。キャリア教育の重要性は小学校、中学校でも叫ばれています。けれども、学校の総合的な学習の時間のみで十分なキャリア教育を行う事は出来ません。FAPの出番ですね!

様々な年齢の人と関わるということだけとっても、小中学生にとっては有意義な体験あることと考え、彼らにとって「楽しい」「面白い」「またやりたい」という体験であって欲しいと願っています。


「モチベーション3.0」論
アメリカの研究者ダニエル・ピンクの議論が紹介されました。

モチベーション1.0→生存のために働く
モチベーション2.0→経済的利益拡大のために働く
モチベーション3.0→「楽しいから」「面白いから」「好きだから」といった動機づけの比重の増大

これは日本の歴史と同じようなステップですよね。今現在の学生はモチベーション3.0で考えています。モチベーション3.0の考え方も大切ですが、働く目的の原点は1.0ですよね。私は1.0を忘れずに生きて生きたいと考えています。


結論として、FAPにおいて人生前半の社会保障である教育のほんの一部分でもいいから、子ども一人一人に合ったことを補ってあげたいという事にまとまりました。

あっ、去年の話題を引きずっていた私ですが、ちゃっかり上手く抱負も示す事ができてよかったです。お後がよろしいようで。(笑)

これにて失礼いたしました。

2010/12/30

もちつき大会レポート

こんにちは!塚本です!

皆さん師走の時期でお忙しいのではないかと思いますが、いかがですか?

報告が遅れてしまいましたが、先週某日、我々が普段訪問している施設のもちつき大会に参加してきました!!
毎年行っているイベントで、お正月用の鏡もちを作るということ。

地域のボランティアの方々と一緒に杵を持って本格的な餅つきをやらせてもらったのですが、これが結構な力仕事で翌日は筋肉痛になりました笑

完成したおもちは子どもたちやお母様たちと一緒に頂くことができ、一足早い正月気分を味わうことが出来ました。


今回は今までの訪問と違って勉強は一切ナシ!!普段の子ども達の姿を見ることが出来たと思います。

この日はまだ小学校に上がっていない子たちにも会うことが出来たのですが、僕らと会う時は甘えたりするくせにちっちゃい子の前ではちゃんとお兄さんお姉さんしてるんだなと感心しました。
お母さんとはぐれた子がいたら遊んであげたり、転んで泣いてるとすぐに近寄って慰めてあげられる優しさを持ってる子がとても多い!

彼らのすばらしい一面を見れました。

それでは、2011年もFAPをよろしくお願いします!

2010/12/29

Meeting something new

日付が変わってしまいました~!

火曜日担当の三井です☆

本日はプラスティーの清水さんという方とお話しする機会がありました~。
(参考http://www.plus-t.jp/plusT/index.do

清水さんは「勉強のやり方を教える」という学習指導を行う塾を経営しているそうです。

そのときこの活動のことを少しお話ししました。

そこで一つ新しいアイディアを頂きました。

前回ご説明をさせて頂いたかと思いますが、

現在のFAPの学習指導方法は

A - 将来のビジョンを描く

B-  その目標に向かって努力する

C-  振り返り、反省など

このA⇒B⇒C⇒A⇒B⇒C.....

というサイクルを繰り返すことで「自らの状況を、その子自身で変える力」

を身に付け、習慣化させようというものです。

そのBの具体的内容に関して、

現状では、

算数・国語の決められた科目、そしてこちらが決めた内容

子どもたちにさせています。

そこで、その清水さんに言われたのが、

その科目、内容も子どもたち自らに選択させた方が理にかなっているのでは

というご意見でした。

こうすることで、子どもたちが「なりたい自分」になるために何が必要なのかを

自ら考える契機になります。

また、学習に対するモチベーションを上げることにも役立つことになると。

勉強する意味付けがより明確になるということですかね。

前回のMTGで話し合った内容の中で、

FAPの一年間の目標

第1回~第5回 ― 子どもたちが机に座る(+子どもたちとの関係構築)

第6回~第10回 -子どもたち自身が勉強をやろうよという空気、姿勢をみせる

第11回~第20回 -自己評価シートの作成(自分で目標を設定し、それに向かって努力する習慣をFAPのメンバーがいないところでも実践できるようになる。)

というように計画したのですが、

この第6回~第10回のフェーズに入る段階で、

Aの段階で将来のビジョン、なりたい自分を考え、

その後Bの段階で、

じゃあ、それには何が必要かを考え、

そして、自分で科目や内容を選ぶ

という内容を入れてもいいかなと思いました。

(次回MTGで要検討ですが・・・)

学習内容担当の塚本くんや他のメンバーとも協議の上、

詰めていきたいと思います~!

これから年末にかけて、がっつり読書して色々インプットしていきたいと

思います~!

それではFAPにとって来年、基盤確立が達成することを願いつつ、

年越しを迎えたいと思います!

関係者の皆様、今年もありがとうございました。

皆様のお陰で、様々な活動ができましたことを心よりお礼申し上げます。

来年も多々、至らない点があるかと思いますが、

皆様からのあたたかいご支援、ご指摘、宜しくお願い致します。

それでは良いお年を☆

2010/12/27

失敗は成功の元

こんばんは。月曜担当松永です。実家の雪が降る新潟より投稿します。

2010年も終わりが近づいていますがみなさんやり残したことはありませんか?私は、特にこれといったことは思いつかないので、ないという事にします(笑)

今日は来年私が取り組みたいな~と思った事を紹介します。


みなさんはこの番組を知っていますか?
NHK教育で月曜日の19時からやっている「テストの花道選」という番組をご存知でしょうか?

私は2,3回見た事があるのですが、様々なテスト勉強の方法や、中高生が困っている勉強、生活面に関する問題解決法を紹介している番組です。

今回は、自分自身の問題を解決するには自分自身を客観的に見ることで問題を発見し、その問題を修正することが大切だというトピックでした。

私がやってみよう!と思ったこととは・・・
「自分の毎日の失敗をノートに記録する」ということです。

やり方は
毎日、失敗してしまったことを簡単に書き、記録します。
*どうして失敗したとか、詳しい事を書いてしまうと嫌になってくるので完結に書きます。

そうすると、例えばいつも私は遅刻するとか、忘れ物をよくするとか、自分が何回も繰り返してしまう失敗を自分で理解できます。
そうすると失敗を防いだり、改善しようという気持ちがあふれてくるとのことでした。


私はついついしてしまう失敗に心当たりが・・・
来年は「失敗日記~失敗は成功の元~」を実践したいと思います!!

2010/12/21

Step by step

こんにちは!

FAPの三井です☆
前回のブログエントリーから何だかんだで日にちが経ってしまいました・・。

師走って、やっぱり時間が過ぎるのが早いな~。。なんて。

FAPはメンバーも徐々に増えてきて、嬉しい限り!!
そして子どもたちの中に、私たちFAPのメンバーが月2回来るんだ~っ!という
認識と共に、FAPの時間が良い意味で「習慣化」していっていると感じる。

毎回のMTGの中で意識的に考えるようにしていること。

「それは、一体誰のための行動か。」

FAPの活動の細部に至るまで、徹底してそれを考え抜く。
そうすることで本質的な活動の意義をしっかりと固めいくことが可能ではないだろうか。

FAPのメンバーの多くが4年生。
社会人になるまであと数カ月。だからこそFAPの活動の基盤をそれまでにつくりたい。

直近の目指すところは、日々の活動を施設の子どもたちにとって実りあるものにしてくこと
ただ、その先に目指すものはもっと壮大であるべきだと思う。

先日のMTGで話し合った内容。

母子生活支援施設の数は全国に272施設。
全国で4,056世帯、10,608人の方々が生活している。
(参考:全国社会福祉協議会)
そして母子家庭は日本中で120万世帯以上。
(参考:全母子協)

FAPは日本中のこのような家庭環境にいる子どもたちを対象とすることを目指していきたい。
すべての日本中の子どもたちが、どのような環境で育っても、
機会の制約に煩わされないように。

FAPでの活動は、
そのための新しい社会システムをつくるための一つのステップだ。

話は変わり、
「貧困とは何か」を考えたとき、
経済的に豊かであるとか、そうではないとかいった議論が上がってくるが、
そもそもの原因として、「社会的孤立」といった観点からも、議論がなされるべきだと思う。

日本の現代社会をみたとき、
日々の生活の中で個人がそれぞれの悩みを抱え込み、
他者に発信できていない場面が多くみられるのではないか。

その中でも、子どもたち、とりわけ両親が子育てに熱心ではない、
或いは、学校に行けず友人関係が希薄な子どもたちにとって、
自分の問題を他者に発信する機会を得ることは難しい。

このような状況は、「社会的孤立」の現象の一部と捉えられるのではないだろうか。

自分の抱える問題を他者に発信し、他者がそれに反応することは、
その個人が違う視座からその問題を見つめる契機となる。
そして個人がそれを受容することによって、
その人の中に新たな価値観が形成される礎となる。

そうすることで、内向きな思考から、外向きの思考になっていく。

「価値観の多様性は豊かな想像力を生む。」
私がアメリカ留学中、イノベーションはなぜ起こるかを考えたときにいきついた結論。

そして想像力を働かせることは、
自分の人生におけるイノベーション、つまり選択肢を広げるものではないか。

だからこそ、「社会的孤立」は是正されるべきであり、
「社会的包摂」が必要となってくる。

そうすることで、人とひととの繋がりが多様になる。

私は、その「社会的包摂」に必要なものは、
資本主義的な市場経済に由来するものではなく、
「協働」という現代社会において見過ごされがちなものであると思う。

だからこそ、FAPの活動は、まさに大学生、施設の職員の方々、NPOスタッフの方々、
親御さん、そして政府といった組織との協働によって、
貧困といわれる状況にいる子どもたちを「社会に包摂する仕組み」をつくっていきたい。

そうすることで、
子どもたち一人一人が、Happyになってくれればと思う。

FAPは、だからこそ活動をしている。

The only thing we do for is making children happy.

(今回は気付いたら、哲学的なブログエントリーになってしまいましたw)

次回は塚本くんのリクエストにお答えして、
今後のFAPの具体的な学習プランをざっくりご説明できればと思っております~!

それでは少し早いですが、
Merry Christmas to you !!!

三井

第5回訪問レポート

塚本です!

12月18日に、第5回目の訪問をしてきました~!

 今回はFAP側が6人!新しいメンバー2人を加えての訪問です。
そして子どもたちはなんと7人全員来てくれました!!!
僕らの名前も覚えてくれたようで、以前よりも暖かく迎え入れてくれたような気がします。いやぁはじめのころの訪問を思い出すと感慨深いです・・・

勉強のほうも、初めて訪問したころに比べてかなり集中してやってくれるようになりました!
勉強が嫌いで逃げ回ってた子が自分から教材に取り組んでいたのが印象的でした。このままもっともっと伸びていって、自ら目標をたてて成長していける人間になって欲しいです!


いつもより少し短めの授業を終わらせると、クリスマス直前ということで日ごろお世話になっている人にプレゼントとして松ぼっくりを使ったクリスマスツリーを作ってもらいました!

みんな熱心に作っていましたよ!女の子はシュシュを作ったり、余ったビーズでブレスレッドを作ったりしていました。完成品の写真を撮るのを忘れていて、お見せできないのが残念です。。。

今回が年内最後の訪問だったんですが、そのことを子ども達に伝えると「え~、もう来ないの??」と寂しそうな顔。
我々が帰るときには、抱きついてお見送りしてくれました!

彼らとの間に少しずつ信頼関係が出来てきたことを実感しました。これからは、困ってることの相談なんかも聞いてあげられるといいなと思ってます。


訪問後はおなじみのミーティングをしました。
 詳しい内容はリーダー三井が書いてくれると思いますが、今回も意義のあるミーティングが出来たと思います。人数が増え、多様な意見が飛び交ったこと、出来る事の幅が広がったことが大きな収穫だと思います!

メンバーはまだまだ募集中です!というか来年度に参加できるメンバーが足りてないので興味がある人は是非ご連絡を!!

2010/12/20

はじめまして

新メンバーの松永です。

はじめましてなので自己紹介をしたいと思います。
大学4年生です。大学では英語の教職課程を履修しています。約1年間小学校でのボランティアで学習補助を行なっています。

中学、高校と陸上部だったので走ることが得意です。部活では癒しを与えるマッサージも習得しました。

FAPに参加しようと思ったきっかけは、いろんな子どもに関わる機会が欲しいというのもありましたが、一番は夜回り先生の本を読んだことがきっかけです。

現代社会においては、全ての子どもが彼らの成長を手厚く、愛情を持って支えてもらえている環境にあるわけではないということは理解していました。けれども、本では「誰かに話を聞いて欲しい」「誰かに構ってもらいたい」と思っていてもそれに答えてくれる人が周りにいない子どもがたくさん登場していました。私は教員志望なので、学校がそのような子どもしっかりとサポートしなくてはいけないと強く考えています。けれども、30人以上いる児童・生徒1人ひとりを担任の先生が全て把握するのはなかなか難しいことです。


ここから12月18日(土)の施設訪問の個人的な感想、意見とを混ぜて書かせていただきます。


子どもに関わってくれる大人の存在は、多ければ多いほどいいと思うんです。なので、この点から見ると彼らは他の子どもよりも多くの人と関わる機会があり、いい出会いをしているのではないでしょうか。

実際に今回初めてFAPの活動に参加し、集団で授業を進めなければならない学校において補足出来ないところを、FAPで補うというのは、彼らを支える上でとても重要なことだと感じました。


FAPの活動によって児童・生徒1人ひとりのにFAPの活動がきっかけで、子どもにとって身近な「勉強」という物事をきっかけに
*諦めない強さ
*努力の大切さ
*成功体験(分かったという達成感)
*学ぶ楽しさ
ということを伝えていきたいと強く感じました。



私が活動できる期間は短いですが、子ども達のために頑張って行きたいと思っています。

2010/12/17

フィンランドメソッド

「この本は面白かった!」
「どうしてそう思ったの?」
「フィンランドの教育は、自分にとって驚く事ばかりだったから」
「どうして?」
「自分が日本で受けた教育と全く違うプロセスだし、日本では大人が受けているような論理トレーニングを小学生が受けているから」
「他に何か理由はある?」
「・・・・・・」



塚本です!


先週の投稿でPISAについて記事を書き、どうしても気になることがありました。

著しい経済成長をしている上海や熾烈な受験戦争で知られる韓国に並んで、なぜフィンランドがトップなんだ???


ということで、フィンランド式教育の本を読んでみました~!!



図解 フィンランドメソッド入門 / 北川達夫
http://goo.gl/lQd2p

短い本ですが多くの内容がつまってました!今回はこの本の紹介をさせて頂きたいと思います!



フィンランドではどのような教育がなされているか?

この本によると、徹底的に論理力をつけるということが言えると思います。


フィンランドでは、生徒が先生に発言すると、必ず「どうして?」と聞き返されるそうです。


「僕は犬が好きです!」「どうして?」
「明日は雨が降りそうだなぁ」「どうして?」
「○○君なんて嫌いだ!」「どうして?」

このようにして、自分の発言を客観的に見直させます。
そして、あらゆる行動、発言に理由づけをする癖をつけます。

そうすることによって、フィンランドの子どもたちは常に「AだからB」という フォーマットの上で物事を考えるようになります。



さらに、フィンランドの小学校では論理と論理を争う「議論」が日常的に行われているそうです。

日本でもあるような班活動において、テーマに従って議論を行います。
この際、議論は班長の指揮により行われ、議論にルール違反があった場合は班長から注意されます。
以下が、生徒たちが教科書を参考に作った「議論のルール」です


1. 他人の発言をさえぎらない
2. 話すときは、だらだらとしゃべらない
3. 話すときに、怒ったり泣いたりしない
4. わからないことがあったら、すぐに質問する
5. 話を聞くときは、話している人の目を見る
6. 話を聞くときは、他のことをしない
7. 最後まで、きちんと話を聞く
8. 議論が台無しになるようなことを言わない
9. どのような意見であっても、間違いと決めつけない
10. 議論が終わったら、議論の内容の話はしない


なんと言うか、耳が痛いです・・・笑

このルールに沿って発言すれば、生産的な議論が出来そうですね!


他にも、発想力を養うためにマインドマップが授業に取り入れられていたり、表現力をつけるために作文学習に力が注がれていたりと、目から鱗な内容でした。



フィンランドメソッドの特色は、日本で行われている知識偏重学習とは違い、徹底的に考える力をつける所にあると思います。

もちろん、知識学習が悪だとは言えませんが、PISAで出題された問題はまさに考える力を問うものでした。つまり、世界では論理的思考力が求められていると言えるでしょう。
この力に目をつけ、小学校教育に取り入れたフィンランドが学力上位国となるのは自明の理です。


情報化社会と言われている現代では、新しいモノを創造する力が重要視されています。また、グローバリゼーションによって文化の違う人とコミュニケーションをとる機会は増えていくと思われます。
そんな中、フィンランドで教えられているような論理的思考力を持つことは非常に有意義なのではないかと、思いました。


次回の訪問は12月18日です!

それでは!

塚本周平

2010/12/10

PISAに思ふ

FAP塚本です!

今日は、先日発表された2009年の「学習到達度実施調査(PISA)」の実施結果について調べてみました。

PISAとはOECD(先進諸国)が各国の15歳を対象に読解力、数学的応用力、科学的応用力について調査したもので、2000年から3年に1回行われています。

過去にはトップクラスの学力を誇っていた日本ですが、2003年、2006年の結果では著しく順位が下がり、当時行われていたゆとり教育の見直しに繋がりました。

今回はある程度、順位が改善されたと報道されています。

そんな中、私が興味を持った記事を紹介します。

日本の15歳「社会生活に支障可能性」10%超(読売新聞)

 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101207-OYT1T00806.htm?from=top 

 記事によると、全体の1割の生徒が、「社会生活に支障を来す可能性がある」という成績下位層に属する結果となったそうです。OECDの平均は19%なので、決して低い水準というわけではないですが、

今回の調査でトップクラスだった韓国やフィンランドでは、おおむね5%程度となっています。

私は、学力が全てではないと思うし、国際順位という相対的な結果に気をとられすぎてはいけないと思います。

しかし、子どもの1割が「社会生活に支障を来たす可能性がある」と言われている国で、我々のやるべきことはたくさんあると思います。 

 

まずは知ること!このブログを通じて、教育や福祉について皆様と一緒に学んでいけたらと思います。

次回訪問は18日です! 

それでは!