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2011/09/25

近況報告~今年度FAPのこれまでとこれから~

はじめまして!
今年度、[ガクボラ]Family Assistant Projectのリーダーを務めております、池上と申します。
まずは、blogの更新がかなり御無沙汰になってしまったことをお詫びさせてください。
今年度メンバーに引き継いで以降、blogの更新が止まってしまっておりました・・・
今後は、活動報告を中心にどんどん更新して参りますので、どうぞ宜しくお願いいたします!☆

本エントリーでは、今年度における当団体の活動と、先日9/24に訪問しました施設での活動についてご報告いたします。

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Family Assistant Project(通称FAP)では、昨年度に引き続き、母子生活支援施設の子どもたちを対象とした学習支援活動を行っております。
(母子生活支援施設については過去のエントリー、また
全国母子生活支援施設協議会HP http://zenbokyou.jp/boshi/index.html
をご覧ください。)


実は本年度、FAPにとって大きな変化がありました。
なんと・・・昨年から引き続き伺っている一施設のほか、新しく二施設が加わりました!
そのため現在、合計三施設を拠点に活動させていただいております。
いずれの施設もアットホームな雰囲気で、個性豊かな子どもたちに囲まれて楽しく活動していますが、施設ごとに特色があったりもします。
・・・そのあたりは、各施設で活躍してくれているメンバーの更新にご期待ください☆


FAPで接する子どもたちは、一見元気いっぱいの小学生・中学生ばかりですが、現在進行形で、複雑な家庭環境や経済的困窮に直面している子ばかりです。
私たちは、そういった子どもたちの精神面をもケアしながら、
・学習を通して、自分の可能性を見つけ、自らそれを伸ばしていけるように
・ひいては、自ら「貧困の連鎖」を断ち切る力を身につけられるように
といったことを目標に、日々活動しております。

**********

さて、次は私が伺っております、拠点施設1での活動についてご紹介いたします☆

拠点施設1はFAPの創立当初から伺っている施設で、子どもたちとの付き合いも長いです。
こちらの施設の子どもたちの特徴は、とにかく元気いっぱい!!
対象としている年齢層も広く(小学校低学年~中学生)、時に子どもたちの元気っぷりに圧倒されることもありながら(笑)、継続して訪問を続けてきました。

まず今年度の課題は、「いかにして子どもたちの集中力を保つか」ということ。
特に低学年の子にとって、勉強するしないに限らずとも、長時間続けて机に座っていることは、なかなか難しいです。
(同年代の自分を思い返せば、そりゃあそうだよなぁとも思ってしまいます^^;)
そこで今年度は、一回の学習タイムを
・勉強の時間
・遊び要素の高い学習の時間
・グループ学習の時間
と3つのセクションに分け、子どもたちの興味を長く引きつけられるようなコンテンツを考え、実行してきました。

勉強の時間では、昨年から引き続き使用している算数の教材をメインに、子ども一人ひとりに合わせた学習指導を。
冒頭で、集中力を発揮するために百マス計算を導入したりもしました。
遊びを絡めた学習では、国旗かるた・英語かるたを独自に作り(作成を担当してくれたお二人、本当に有り難う♪)、ゲーム感覚で世界の国々や英単語に触れる。
これが子どもたちに大人気で、みんな無意識のうちにどんどん知識を吸収していってくれました☆
グループ学習の時間には、音読学習やディスカッション、立体クイズ等を行ってきました。

昨年度からの継続した活動の成果か、子どもたちの様子や意識にも変化が見られてきました。
例えば、学校を休みがちで、なかなか授業についていけていなかった子が、勉強に対して危機感を持つようになり、テストで合格点を取れるようになったり。
例えば、「せっかく学校が休みの日に、なんで勉強しなきゃいけないの!?」と、私たちと一緒に勉強するのを頑なに拒んでいた子が、自ら学習に取り組めるようになったり。
他にも、小さな変化から大きな変化まで、ここには書ききれない程です。(感涙)
こういった状況を受け、現在は所謂勉強中心のスタンスへと変化してきました。

そんな拠点施設1に、昨日9/24(土)に訪問して参りました!
FAP側は学生メンバー3名、昨年度メンバーの社会人メンバーの先輩1名の計4名で訪問、途中で事務局の西山さんも駆けつけてくださいました。
参加してくれた子どもは3名。1名は連休中であることもあり、お出掛けしていて欠席です。
前回の訪問が、こちらのメンバー不足によりお休みとさせていただいたこともあってか、前半は話したいこといっぱい、一緒に遊びたいこといっぱいで子どもたちはなかなか落ち着かない様子。
しかし後半は、皆めいめいの教材に集中して取り組むことができました☆

学習タイムに続くおやつ休憩の後は、子どもたちが作成途中だったお寿司の工作に加わりました。
本物さながらの豪華なネタたちを前に、お寿司が食べたくて仕方なくなってしまったのは私だけでしょうか(笑)

終了後は施設の職員の方とのミーティング。
施設にいる子どもたちの近況や、家庭の状況などについて伺うことが出来ました。
やはり、施設の性質上、家庭環境に問題を抱え、日常生活にも何らかの影響が出てしまっている子が少なくないのが事実。
私たちが家庭の問題にまでアクセスすることは、なかなか難しいです。
けれど、せめて困難と闘っている子どもたちの精神的拠りどころとなる、ちょっと年の離れた(気持ちはまだまだ若いです!笑)お兄さん・お姉さん的存在になれるといいな、と思っています。

また、昨日は他プロジェクトのメンバーにお招きいただき、合同ミーティングを行いました!
今後のFAPの学習支援のありかたについて、たくさんのご意見やご提案をいただきました。
ほぼ初対面の方が多く、私は緊張してしまいましたが(汗)、熱意あふれるメンバーと意見を交換でき、有意義な話し合いとなりました。
メンバーのみなさま、有り難うございました!m(__)m
今後の活動について決まったこともあるのですが、詳しくは今後のエントリーで・・・☆

**********

最後に。

FAPは現在、一緒に活動してくれるメンバーを大・大・大募集しています!!
近日説明会を開催予定ですが、それまで待てない、FAPに興味が湧いてきて仕方がない、というあなた!
以下のフォームから、どうぞお申込みをお願いいたします。
ご質問等ございましたら、お気軽にコメント欄へどうぞ♪
一人でも多くの仲間が増えることを、メンバー一同楽しみにお待ちしております!^^


■お申込み方法■
お申込みは、以下のURLからお願い致します。
[ガクボラ]Family Assistant Project

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気候は急に冷え込み、体調を崩しやすい季節となりました。
皆様、どうぞお身体ご自愛くださいませ。

ではこれにて、失礼いたします!

2011/01/24

Background

こんにちは、松永です。

FAPは土曜日に施設訪問を行ってきました。
今回の訪問では、施設の職員の方からいろいろとお話を聞く機会があり、収穫が大きかったです。
施設の方から見た子ども達の様子や、普段の学童での活動について、そしてお母さん方について様々なお話を聞きました。

訪問すると、たまたま小さい子を連れたお母さん方に遭遇することもあります。子どもをだっこした姿を見ていると暖かい気持ちにさせてくれます。


FAPでは1月30日に「子どもの学習支援の効果を上げるために、母子生活支援施設にいる母親の背景と現状を知る」という視点から婦人相談員の方かお話を聞く勉強会を行います。

事前に、『母子福祉部会紀要~東京都の母子生活支援施設に期待すること~』というものを読みました。入居者の中は入居の理由として、1位住宅困窮 2位夫からの暴力 3位経済的な問題がきます。

私は勝手に、若いお母さん方が多いのかと思っていましたが、意外にも36~40歳お母さん方が多いようです。母子家庭になった理由では離婚、未婚が多いようです。

この報告書では、就業支援が盛んに行われているため「母子生活支援施設は、児童福祉施設でありながら、母親への支援が多く求められている現状がうかがえる」と書いてありました。

私の友達2人はこないだ赤ちゃんを産んだんです(^^) 先週、1人の友達とその赤ちゃんに会ってきました。生後4ヶ月何ですが、もうずーっと子どもをだっこしていないと泣いてしまい、夕飯の支度中は私がだっこしていました。(すっごくかわいいんですよ☆)友達は職を持っており、今は産休をとっている状態です。

もし、自分が母子家庭になり、2,3歳の子どもがいたら・・・ と考えると一人ではきっと生きていけないでしょう。

報告書では、入所前居所のデーターを見るとアパート・マンション65人、実家が14人という結果です。森田明美さんの「母子生活支援を考える」という物も読んだんですが、生活保護を受けている方は周囲から孤立し、自分の親を精神的な頼りにすらできていない状況にあるようです。

森田さんの報告には他国との比較も載っています。韓国は家族からのバックアップが強いらしいです。

私も、FAPが訪問している施設のお母さん方の家族との関係はどうなっているのだろうと疑問に思っていました。
日本では、現代社会問題として「孤立」があげられると思います。高齢者の一人暮らし、核家族、結婚をせずに一人で生きていくと決めた人etc それぞれ、長所もありますが、短所もあります。


私は、FAPが施設のお母さん方の子どもに対する「教育」という部分を担当し、サポートしていきたいと強く考えています。そのために、お母さん方の背景を30日は勉強してきたいと思います!

2010/10/01

[ガクボラ]Family Assistant Project 始動!

[ガクボラ]Family Assistant Projectのリーダーをしている三井(慶應大学4年)です。

私たちは、この度、母子生活支援施設にいる子どもたちを対象とした「FAP」(family assistant project)を立ち上げました。

「日本にいる全ての子供たちに、家庭環境に左右されることなく、教育の機会を広げたい」

その一環として、現在、母子生活支援施設を対象に学習支援を行っています。

母子生活支援施設とは、ドメスティックバイオレンスや経済的事情で、通常の生活が難しくなった母子が生活している施設です。
(※ 詳しくは、全国母子生活支援施設協議会のHPを御覧下さい http://zenbokyou.jp/boshi/index.html)

そのような状況下で暮らす子どもたちは、学校での学習につまずいても塾や家庭教師に頼ることができません。

子どもたちはそのままの状態で放置され、学習面の遅れが深刻化しているのが現状です。

私たちは、以下の3点に着目した「勉強と遊びをMIXした学習」 を通じ、これらの子が「自ら学ぶ」ことを継続できるよう支援しています。

 ・ 子どもたちが「学ぶことは楽しい!」と気付くこと
 ・ 子どもたちが「自学自習」できるようになること
 ・ 子どもたちが「学年相応の学力」を身に付けること

FAP(family assist project)では、各セクターのプロフェッショナルの方々から様々な知識やスキルを御提供頂きながら、創造性豊かな学生主体の活動を展開していく予定です。

日本の教育格差を少しでも是正できればと思っております。

どうぞ宜しくお願い致します。